弁護士・金井高志著『民法でみる知的財産法〔第2版〕』(日本評論社刊)
はしがき―本書の使い方のガイダンス
【改訂ポイント】
- 平成20年、23年特許法等の改正に対応!
- 読みやすいように、重要なポイントにはゴシックの強調が入りました!
- 章の内容に関連して、コラムを新設しました!
- 著者による『民法でみる法律学習法』で紹介されたロジカルシンキングに関する巻末資料が入りました

本書は、筆者が講義を担当する慶應義塾大学法学部における民法演習(「民法の基礎理論とその応用」)の講義録、そして、研究テーマとしている現代型契約(著作権のライセンス契約と商標権やノウハウのライセンス契約であるフランチャイズ契約)の論文を基礎にして、知的財産法に興味を持つ学生を対象にして執筆したものである。
目次
- 序章 なぜ知的財産法を民法でみるのか
- 第1章 民法から知的財産法へ
- 第2章 知的財産法とはなにか
- 第3章 知的財産権の法的性質
- 第4章 所有権と知的財産権の発生
- 第5章 知的財産権の移転
- 第6章 知的財産権担保
- 第7章 賃貸借・地上権設定契約とライセンス契約
- 第8章 民法709条と知的財産権侵害
- 第9章 人格権と知的財産法
- 終章 民法と知的財産法のこれから
- 資料 民法を中心とした法律の条文の解釈方法